中距離核戦力(INF)全廃条約

 射程500キロから5,500キロの地上配備型ミサイルを禁じるこの条約は、冷戦時代の1987(昭和62)年にアメリカと旧ソ連との間で結ばれた、歴史上初めて核兵器の削減・廃棄を実現した条約です。この条約によって、米ソは全ての中距離核ミサイルを破棄し、冷戦終結のきっかけとなりました。しかし、アメリカとロシアの両国は、お互いに相手が条約違反を犯していると主張し、この条約からの離脱を表明しました。