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クスノキ基金

長崎市は、被爆の惨状を後世に伝える貴重な被爆樹木の保存活用を推進しています。このたび、被爆樹木を将来にわたって保存していくために、ふるさと納税をはじめ個人や企業の皆さまから広く資金を募り、その受入先として、「クスノキ基金」を設置しました。
より多くのみなさまの寄附をお願いいたします。

「クスノキ基金」は福山雅治氏がホームページやコンサート等で呼びかけ、全国の方から寄せられた、(株)アミューズを窓口とした「クスノキ募金」4,502,928円が、本市に寄付されることを機に設置したものです。

寄附の目的

クスノキ基金は、長崎市が保存対象とする被爆樹木の保存整備事業費補助金に充てられます。また長崎市所有の被爆樹木の保存整備や、被爆樹木の苗木育成、被爆樹木を活用した平和の発信など、被爆樹木の普及啓発にかかる事業経費の財源にも充てられます。

 

ご寄附ありがとうございました!

平成30年度

株式会社 長崎国際テレビ 様    500,000円

    

 山王神社大楠を守る会 様    4,000,000円

 

保存整備事例

令和元年度実施分

1.淵神社クスノキ
【樹木概要】
淵神社の境内入り口にあるクスノキの大木です。原爆のすさまじい爆風で、境内のほとんどの樹木がなぎ倒されましたが、この木は奇跡的に残ったとされています。
【整備内容】
樹木医の診断で内部に空洞が確認されたので、樹勢を維持するために土壌改良を行いました。

 

2.若竹町森田宅カキノキ
【樹木概要】

 根元に黒く焼けた跡があります。根元の治療を続けて大切に守られています。

【整備内容】
以前の治療で根元に使用した発砲ウレタンが、年数の経過で劣化していたため、再治療を行いました。

 

3.大手町井出宅カキノキ
【樹木概要】

「爆風で家は倒壊し、柿の木も枝葉は吹き飛んだ。玄関と庭に3本の柿の木があったが、うち1本は被爆後10数年で枯死、いまこの2本が残っている。」
平成8年発行『長崎被爆50周年事業 被爆建造物等の記録』より
現在も被爆の痕跡が黒々と残っています。

【整備内容】
1本について、樹木医の所見で腐朽部分が見られたので、劣化防止剤を塗布しました。

 

4.淵町鳥嶋宅イスノキ
【樹木概要】

「爆心側の幹がえぐれて黒ずんでいる。」
平成8年発行『長崎被爆50周年事業 被爆建造物等の記録』より
一時期は幹を揺すると根元から揺れていましたが、現在は改善されています。

【整備内容】
樹勢を維持するために、根元周辺の根系の充実を図るため、空気の供給をできるよう土壌改良を行いました。

令和元年度保存整備合計 2,242,244円

うち、クスノキ基金からの充当予定額
565,244円

寄附の方法

  1. 寄附

    個別で寄附を受付けております。寄附金は、直接、原爆資料館へお持ちいただくか、現金書留での送金をお願いします。領収書は後日お送りいたします。

  2. 募金箱

    募金箱を長崎市役所と原爆資料館に設置しています。
    ・長崎市役所本庁1階ロビー
    ・原爆資料館インフォメーション、事務室

  3. ふるさと納税

    ふるさと納税(がんばらんば長崎市応援寄附金)の使い道の中で、『2.クスノキ(被爆樹木)の保存』があります。希望の方は下記をクリックしてください。

お問い合わせ先

被爆継承課

電話(095)844-3913/ファクス(095)846-5170

お問い合わせメールアドレス  hibaku@city.nagasaki.lg.jp

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