爆心地(下の川)と山王神社境内が国指定史跡長崎原爆遺跡に追加指定するよう答申がありました。
令和5年10月20日(金)、国の文化審議会は、国指定史跡長崎原爆遺跡に、爆心地に隣接する下の川と被爆樹木の樹叢が存在する山王神社境内を追加指定する旨、答申を出しました。なお、指定等の効力が生ずる官報告示の時期は未定です。
爆心地(下の川)遠景
山王神社境内
国指定史跡長崎原爆遺跡は、昭和20年(1945)8月9日に長崎に投下された原子爆弾の被害を伝える遺跡で、爆心地、旧城山国民学校校舎、浦上天主堂旧鐘楼、旧長崎医科大学門柱、山王神社二の鳥居で構成されます。(平成28年10月3日指定)
今回の追加指定は、既に指定された史跡の範囲を拡大するものであり、長崎原爆遺跡を構成する件数に変更はありません。