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北東アジア非核兵器地帯の創設

  • 非核兵器地帯条約とは、ある区域内の国々が、核兵器の製造、実験、取得、保有など をしないと約束するもの。この約束によって核戦争の危機をなくし、国際的な緊張を緩和することにもつながる。
  • 地球の南半球は、1967年のラテン・アメリカ核兵器禁止条約のほか4つの条約(南極条約、南太平洋非核地帯条約、アフリカ非核兵器地帯条約、東南アジア非核兵器地帯条約)によって、すでに陸地の99%が非核化されている。
  • 「北東アジア非核兵器地帯条約」は、日本と韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を含む北東アジア地域を「非核兵器地帯」にしようとするもの。核兵器を禁止する地域の範囲や、核兵器を持っている中国、ロシア、米国との関係によって数種類の案が出されている。
  • また、「朝鮮半島非核化共同宣言」や日本の「非核三原則」など、それぞれの国が非核化をしようという意思を表明しており、実現するための要素がある。しかし、北朝鮮が2006年10月、2009年5月、2013年2月に続き、2016年1月と9月に核実験を強行したことから、「北東アジア非核兵器地帯」の前提となる朝鮮半島の非核化の実現が困難な状況となった。
  • 北半球では、1998年にモンゴルの「非核地位」が国連で認められ、中央アジア5か国(ウズベキスタン、キルギス、トルクメニスタン、カザフスタン、タジキスタン)による中央アジア非核兵器地帯条約が2009年に発効された。
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