人道支援

 人道支援とは、「緊急事態またはその直後における、人命救助、苦痛の軽減、人間の尊厳の維持及び保護のための支援」と定義されており、日本の外交の柱の一つである「人間の安全保障」を確保するための、具体的な取り組みの一つに位置付けられています。

 人道支援を主な活動としている国際機関には、世界の子どもたちを守るために活動する国際児童基金(ユニセフ)、飢餓のない世界を目指す国連の食糧支援機関(WFP)、戦争や武力紛争の犠牲をしいられた人たちの保護や支援を行う赤十字国際委員会(ICRC)など、さまざまな機関があります。
 日本はこれらの国際機関と連携し、財政面や人的な協力での支援を積極的に行っています。近年では、難民の生活を保護するための支援をするほか、地震や干ばつなどで被害を受けた国々へ自衛隊を派遣したり援助物資を送ったりしています。また、エボラ出血熱などの重大な感染症被害に対しても予防啓発や衛生環境改善などの分野で支援しています。