下の川(しものかわ)

 この川は、下の川です。平和公園の横から原爆落下中心地の横を流れて、浦上川につながっています。写真の左上が平和公園で、当時は長崎刑務所浦上刑務支所がありました。

 下の川上流の家屋解体作業に派遣されていた県立長崎工業学校の先生及び生徒もほとんど爆死しました。

 下の写真は被爆当時の同じ場所の写真です。ここにある木が折れ曲がらずに、そのまま立っているのは、真上から爆風が吹いてきたからです。つまりここが爆心地に近いということです。1㎞離れた木は、強い爆風によって、根元から折れ曲がりました。

 人々は、熱傷によるのどの渇きや暑さから水を求めて川などに集まってきましたが、川の水を飲むとすぐに息絶えてしまい、川にはいくつもの死体が折り重なっていました。

H.J.ピーターソン氏撮影