長崎之原爆詩碑(ながさきのげんばくしひ)

平成4年9月3日設置

 

長崎原爆

原爆炸裂天地轟 崎陽満目猛烟生
大厦高楼瞬時砕 山崩海翻鉄棟傾
須臾焔々大火起 焦頭爛躯累々横
未喚妻兮妻覚子 阿鼻叫喚修羅声
八満生霊呑恨死 噫原爆之大犠牲
文化悪用減人類 平和之鐘何時鳴

昭和五十三年八月九日
月城九十ニ

 

長崎之原爆 松口月城

原爆炸裂天地轟く 崎陽満目猛烟生ず
大厦高楼瞬時に砕け 山崩れ海翻り鉄塔傾く
須臾にして焔々大火起こり 焦頭爛躯累々として横たわる
夫は妻を喚び妻は子を覚む 阿鼻叫喚修羅の声
八万の生霊恨みを呑んで死す 噫原爆の大犠牲
文化の悪用人類を滅ぼす 平和の鐘何の時にか鳴らん

作者は著名な現代漢詩作詩家として知られ 医学を以って社会に貢献されるかたわら漢詩作の研究を究められ昭和三十三年来崎の際 原爆の悲惨な情景を見聞されて原爆犠牲者の御冥福と世界永遠の平和を祈念して作詩された其の詩魂は広く吟道愛好家に受け継がれ毎年八月九日平和公園に於ける原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の際献吟されて居ります。
此の詩碑は先生自筆の詩を刻み原詩は長崎市に寄贈されて居ります。

 

平成四年九月二十七日
ライオンズクラブ 国際協会
京都北・長崎北クラブ