抗議文

2013年03月12日

アメリカ合衆国大統領
バラク・H・オバマ 閣下

長崎市長 田上 富久
長崎市議会議長 板坂 博之

 本日、ニューメキシコ州サンディア国立研究所において、貴国が2012年10月から12月までの間に2回の核性能実験を実施していたとの報道に接しました。
 これまで何回も核実験に対する抗議を行ったにもかかわらず、再びこのような核実験を行ったことに対し、核兵器廃絶を願う被爆地長崎市民は、憤りを禁じえません。被爆地を代表し、厳重に抗議します。
 今月4日と5日にノルウェーのオスロで、世界の120か国以上が参加し「核兵器の非人道性に関する国際会議」が開催されました。残念ながら、貴国を含む核保有5か国は欠席されましたが、会議では、核兵器がもたらす壊滅的な被害や非人道的な被害や核軍縮、不拡散の必要性についての認識を共有しました。
 貴国におかれましては、核兵器保有の前提となるいかなる核実験も中止し、核軍縮に真摯に取り組むとともに、「核兵器のない世界」に向けて主導的役割を果たされるよう強く求めます。