要請文

2007年07月03日

防衛大臣
久間 章生 様

長崎市長 田上 富久

 去る6月30日、「原爆投下もしょうがない」という趣旨の原子爆弾投下の正当化とも受け取れる発言をなされたことに対して、被爆者の心情を踏みにじるものとして、多くの批判が噴出しており、被爆地長崎としては決して看過できないものであります。
 現在も被爆の後障害に苦しむ被爆者の方々は、はかり知れない深い苦悩を抱えておられ、今回の発言はこうした被爆者への配慮を欠いた発言であります。特に長崎県選出の国会議員であるだけに、本市としては、誠に遺憾に存じております。
 核兵器が一般市民を無差別に虐殺する大量破壊兵器であり、いかなる理由があろうともその使用は許されないということを深く認識され、被爆国としてのゆるぎない考え方にもとづき、核兵器廃絶に取り組まれますことを強く要請いたします。